ゴルフ初心者向け上達法ナビサイト「ごるなび」が、初心者のためにゴルフ練習法を紹介します。ゴルフ上達のためには、正しい手順で練習することが非常に大切です。
うまくなるためには、当然練習しなくてはいけませんね。誰も異論はないと思います。ではどのタイミングでどの練習法を実践するか、これは人それぞれ違うと思います。
ここでいう"タイミング"とは、「どこまでスイングの知識を覚えてから練習場に行くか」という意味です。要は、事前知識は必要か否か。必要なら、初心者には「どのレベルまで必要か」ということですね。
結論から言うとこうなります。
どこがポイントかと言うと、「スイングの基本を学ぶのは、一度ボールを打ってみてから」というところです。さらに(初心者の頃はやってしまいがちなのですが)、「上手くなりたいからといって、すぐに2回目の練習に行かないで欲しい」というメッセージも込められています。
初めて練習場に行くことが決まっても、慌てて基本を学ぶ必要はありません。すでにゴルフを経験されている方なら分かると思いますが、初心者(特に初めての人)が練習場でボールを打とうと思っても、ほとんど上手く打てることはないです。
初めての練習場では、ナイスショットを目指すのではなく、あくまでゴルフスイングとはどういうものかを体で覚えるために行くと考えましょう。
「どうせ行くなら、基本をちゃんと覚えてからがいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、はっきり言ってゴルフクラブを握ったこともない状態で、ゴルフスイングの基本を学ぼうとしても、とても理解できません。むしろよく分からずに頭が混乱すると思います。
ここでは、あくまで初心者にとっての"効率的な練習法"を考えていますので、そういう意味では、一度クラブを握ってみて、スイングを体感してからの方が基本を学ぶ環境としては効率的だと考えています。
一度ボールを打っていれば、スイングの説明されたものを見たり読んだりしても理解度が全然違ってきます。
実際にボールを打つ感触を味わったあとは、スイングの基本を"徹底的に"学びます。ここを中途半端に取り組むと、効率的な上達は望めないですし、数ヶ月練習した後にまたここのステップに戻ってくるハメにもなりかねません。(かくいう私がそうでした・・・)
基本をしっかり学ぶ前から何度も練習場に行ってしまうと、なんとなく上手くなってる気がしてしまい、練習量による上達を目指そうとしてしまいます。基本がしっかりしていなくても、ある程度は体で覚えてそこそこボールが打てるようになりますからね。
ただし、(ここはハッキリと言っておきますが)それでは絶対にゴルフの腕は伸びなくなります。しかも気づいた頃にはスイングに変な癖がついていて、修正するのに一苦労という状態になることが多いです。なので、ボールを打ちたくなる気持ちをグッとこらえて、頭にスイングの基本を叩き込むことを強くオススメします。
このサイトの「スイングを学ぼう!」のコーナーでは、初心者の方でもぜひ知っておきたいポイントに絞ってスイングの基本を紹介しています。逆に言えば、本当はおさえておきたいポイントが他にもあるということです。
サイトテーマが「初心者向け」であることから、初心者の方が実践できなければ意味がないと考え、真に重要だと思えるポイントのみに絞ってスイングの基本を紹介しています。ですので、このサイトで紹介されている内容については頭に入れておいて欲しいことばかりということです。
紹介させていただいているポイントをイメージし、自宅で(クラブを持たずに)スイング練習するだけでも、基本の基本が身につき、長い目でみて"効率的に"ゴルフが上達する近道になると確信しています。
イメージした基本スイングを実践するために、ある程度は打ち込みが必要になります。基本に忠実にスイングをかためていきましょう。ただ単にクラブを振ってボールを打ち続けるのと、ポイントを意識して練習するのとでは効果に明らかな違いがでてきます。ボールを打っているときも、常に頭を使いながら練習しましょう。
それでも最初はすぐには上手くボールを打てないことが多いです。やはりある程度の練習量は必要になりますし、それだけ奥が深いスポーツであることが分かっていただけると思います。(それがまたゴルフのおもしろいところなわけですが。)
自分がイメージしている基本スイングができ、安定してボールが打てるようになってきたら次のステップです。
ゴルフは練習場のように常に平らな面からボールを打つわけではなく、そのたびにスイングの仕方やスタンスの取り方が若干変ってきます。つまり、基本は本当に大事ですが、それだけでは不十分というわけですね。
よりゴルフが上達する(スコアがアップする)ためにはどうしたらいいのか?という話ですが、そのためには「自分のゴルフバイブルを持つ」ということが効果的です。
バイブル、つまり「自分はこれを信じて練習できる」と思える存在ということですね。練習法確立のためには大きな意味を持つ存在になります。
ただ、これがなかなか見つからないもので、実際に自分も数冊のゴルフ練習本を読みました。そして思ったことは、「どれも書いてあることが微妙に違う」でした。ゴルフスクールに通っている友人に言わせると、「コーチが変るとやはり言うことも変わる」ようです。もちろんゴルフが上手いといわれる人に教えてもらっても、教える人によって教え方も内容も全然違ってきます。初心者の頃はどれが正しいのか混乱してしまい、ゴルフが難しく感じてしまう原因となってしまうので重要な問題です。
そして、紆余曲折しながら私がたどり着いた"バイブル"は「ゴルフ商材」と呼ばれるものでした。
ある程度ボールを前に打てるようになり、もうワンランクレベルアップしたいと思っていた頃、ネットで「ゴルフ商材」と呼ばれるものがあることを知りました。その道のプロたちが、ゴルフ練習法の秘密を公開するというコピーでした。
簡単に言うと「明らかにこれまでのゴルフ本とは違う内容で、ゴルフがものすごく上達します。」というセールスレター。そんなはずはないと思いつつ、すでに心の中では興味津々。。いろいろ調べてみると、かなり売れている商材だったらしく、ゴルフスクールに通うことを考えると安い買い物だ!と考え思い切って購入。そのことが私のゴルフ観を一変させることになろうとは・・・この時は思ってもいませんでした。
このサイトの「ゴルフ上達法」のコーナーでも紹介しているのですが、結果的にこの時出会ったゴルフ商材のおかげで、アベレージが120を切るか切らないか程度だったスコアが、約3ヶ月で100を切るまでになったんです。初めてスコアが100を切ったときの喜びは今でもハッキリと覚えています。そのとき初めてゴルフの"本当の"楽しさを実感したような気分でした。
これは自分の経験談になるのですが、スコア120-130あたりをうろついていた時期でもゴルフは楽しかったです。失敗することがたくさんあるけれど、その分狙い通りにショットできたときは嬉しいですしね。スロープレーで後ろの組に迷惑をかけないかを常に気にしていたのは事実ですが。。
プレー自体も、どこかを狙ってショットするというよりも、スライスやシャンクがでないでまっすぐボールが上がってくれればOKという感覚でプレーしていました。それでもゴルフを楽しめていたので、「まぁそのうち上手くなって2桁のスコアがでるだろう。まだゴルフを始めて間もないし。」と思っていました。
ところが、ある日のラウンドでスコアが100を切ったときはそれはもうゴルフが楽しくてしょうがなかったです。狙ったところにボールを運べる確率が格段に上がっていましたし、初心者なりに"ゴルフをしている"気分でした。
スコア100切りというのは、ゴルフ初心者にとってひとつの目標スコアになります。実際、同時期にゴルフを始めた友人も、口々にスコア100切りを目標にあげていました。
どこからどこまでを初心者と呼ぶのか明確な定義はないと思いますが、個人的には「スコア100を切ったらさすがに初心者ではないだろう」という感覚があります。よって、このサイトもスコア100が切れない方たちを対象に作成しているということです。
せっかく縁があってゴルフを始めた(始める)わけですから、ゴルフの面白さを存分に味わってもらうためにも、自分なりの"バイブル"を見つけて、練習法を確立してもらいたいと思っています。
自分が"ゴルフ初心者"だった頃の経験を活かして、ゴルフ初心者向けの"バイブル"を紹介させていただき、それが少しでも皆さんのお役に立てれば大変嬉しく思います。